ここは新美南吉の童話「ごんぎつね」の舞台となった、権現山(ごんげんやま)、矢勝川(やかちがわ)などの里山をひかえた、のどかなところです。
「マリモ」と言えば、北海道にある阿寒湖に生息する、緑色で球形の藻を連想するのが一般的だと思います。当農園で、「マリモを育てているんですか?」と、よく聞かれますが、そういう訳ではありません。
きれいな水と空気、そして豊かな自然に囲まれた環境の中でしか育つことのできないマリモ!その自然を大切に、そして自然の恵みに感謝しながら現代にマッチした方法で農業をやっていきたいという思いが込められています。
現在、マリモファームではすべて点滴高設栽培という方式で生産が行われています。
そのメリットは・・・
汚れがなくて清潔
雑菌が少ない
農薬の使用量が少なくて済む
日持ちが良い
必要以上の肥料を使わないから消化不良をおこさず、元気に育って美味しい
そして愛がある・・・最新式の制御機器により、作物がいきいきと生長出来るように見守る事ができる
ということなのです。
高設栽培
1mの高さのベンチで栽培する方式です。
いちごが土に触れることがないので、病害虫に犯されにくく清潔で、そのまま安心して食べていただけるいちごです。
有機質肥料
いちごの高設栽培専用に開発された肥料を使用しています。
生育促進に効果のある、アミノ酸・有機酸が配合されています。
天敵農法(リトルファーマー)
自然界に生きている、昆虫や微生物を利用して、病害虫を防除するものです。
新JAS法の有機栽培や減農薬栽培に適合する資材です。
サトウキビのちから
サトウキビ由来の純国産糖蜜を原料にした酵母が、豊富なアミノ酸、微量要素などを創り出し、肥料とブレンドすることによって、おいしく、安全な、日持ちのよいビタミン、ミネラル豊富な、元気一杯ないちごが育ちます。
マリモファームでは、有機質を含んだ肥料の使用に取り組んでおります。